見逃した。

バリ出来への熱いパッションを日記に書いた、その日の深夜O.A.を見逃すという大失態。自己嫌悪。

パッチギ!

こち虎自腹じゃ!でお馴染みの井筒和幸監督作品。タダで観れる&監督と姜尚中教授の対談もあるということで、駒場東大へ。18:10開場。
在日と日本の壁、愛で壊してやる。在日と日本の間に流れる河、歌で橋をかけよう。そんな映画。文字にすると嘘っぽい、というか安っぽいと感じる人もいるかもですねー。でも登場人物のあがき、歩み寄りたいのにそれを許さない時代背景、やるせなさ。映画からいろんなものが混ざった「熱」が伝わってきます。かなり良いです。まっすぐな映画でした。おすぎさんの大袈裟な評論も、パッチギ!に対してウソはなかったようです(笑)。もちろん関西人監督ならではの笑いもそこかしこに。個人的には大友康平(ハウンド・ドック)、ぼんちおさむ(出落ちですが)、ケンドーコバヤシ、〔←敬称略〕空手部のギョロ眼の人などがおもろかったです。下ネタもね。
なんか配給会社のまわし者みたいって言われそう。。けど僕もこの上映会がなければたぶん観なかったわけで。良い映画が単純に売れるわけじゃないこの世の中、おそらくパッチギ!も大ヒットとはいかないでしょう。くやしいですね。だから僕の日記を読んでくれた人に、観てみようかなーと思わせたくて書きました。あー文才不足がうらめしい。
上映後の対談も良かったですよ。井筒監督のマジなお話。知らないってことは恐ろしい。この映画を観て一歩踏み出してほしい(朝鮮問題然り)、知ろうとすることが青春だ!
歴史のことを文献やらなんやらで調べて、議論するのもいいでしょう。確かに監督は極論を述べる節もありましたが、この映画が起爆剤として、知りたいという気持ちを世の若者に呼び起こすことになればなぁと思いました。たとえそれが小難しい知識としての認識へつながっても、もっと感情的な部分へつながっても、それは個人の問題ですから。
あ、握手もしてくれましたよ、触感は結構プニプニ(酒の飲みすぎでは?)。普通のおっちゃんって感じで大学生に取り囲まれながらお帰りになられました。いやーあんな大勢の大学生を大笑いさせ泣かせといて、全然偉そうじゃなかった監督。ニクいね☆

パッチギ!』が齎した弊害。

  • 21:30 上映後、友人と飲み始める
  • 01:00 終電を逃したためカラオケへ
  • 06:15 よろよろになりながら帰宅
  • 14:00 起床 テスト前の大事な講義に出席できず、しばし愕然。即友人に「情報おくれ」の泣きつきメール打電。

あまりに映画が熱かったため、こっちもノリノリになってひさびさにオールしてまいました。「終電なんかくそくらえじゃー!」と騒いでいたとき、僕の内なる天使よ、なぜに「バリ出来見逃すわよ」と気を利かせたことは言ってくれなかった。。

今日の教訓

現代版転ばぬ先の杖、録画予約は忘れずに。文明の利器は有効活用し、実生活に取り入れよ。さもなくばDVD購入へとまた一歩近づき、金の流出を招くであろう。

林檎禁断症状報告(3日目)

罪と罰・丸の内サディスティック・月に負け犬・やっつけ仕事(椎名林檎
群青日和・心(東京事変
上記カラオケで熱唱。男なので高い声は無理矢理。∴聞いてるみんなは迷惑千万。